月面の撮影に成功しました。
望遠鏡を購入してからは夜になるのが楽しみで、月面や土星をレンズ越しに楽しんでいました。
楽しむと言っても最初は対象を視野に入れるのもかなり難しく、気持ちばかりが先走っていました。
(月は大きいのですぐに視野に入れられますが、土星のような光の粒程度のものには悪戦苦闘です。)
補助スコープで捕らえては本体の望遠鏡で微調整するの繰り返しですが、これがなかなか難しくなかなかうまくいきません。
視野に入った星はボーッとした光輪状態で、そこからピントを合わせていきます。しかし、ピントを合わせているうちに星は視野から外れていきます。
また、視野にいれるところからの繰り返しです。
本当は、一度対象を捕えたら望遠鏡がかってに対象を追ってくれる自動追尾の機能がついているのですが、まだまだとてもそこまで使いこなせていません。
(その自動追尾の設定自体がなかなか曲者で、面倒なことは後回し、早く見たいが勝っているのです。先のことを考えたら手順を踏んだ方がいいのは分かっているのですが・・・)
それでも家内や孫(小2)に見せてやりたく(自慢したく)頑張って挑戦を続けていました。
悪戦苦闘の末、やっと孫にも月面や小さいながらも土星の輪を見せてやることができました。
何となく誇らしい気になります。
しかし、人間、欲が出てくるものです。「せっかく見たものは記録に残したくなる」です。きりがないですね。
ネットの記事で望遠鏡の映像をスマホで簡単に?撮影できることを知ってしまいました。
(また、新しいことにチャレンジして苦労をしないといけないことは分かっているのですが、そこが性分なのでしょう。)
実は、私が購入した望遠鏡にはスマホ撮影器具がセットになっていたので、早速、チャレンジが始まりました。
器具といって大したものではなく、スマホのレンズと接眼レンズの光軸を合わせて固定し、望遠鏡の接眼部に取り付けることができるという簡単なものです。
スマホを固定するホルダー
接眼レンズ
接眼レンズとスマホをセットした状態
(最初は、スマホを接眼レンズに手で当てて撮影することにもチャレンジしましたが、これは至難の業だということがわかりました。
手で合わせるとどうしてもシャッターを切る際に手が動き、とてもイライラ精神状態に悪いのです。)
この器具があるだけでとても撮影の手間や時間が助かります。
高倍率の接眼レンズにはこの器具は光軸を合わせることが難しく、私には役に立ちませんでしたが、低倍率の観望(50倍~100倍程度)では効果を発揮してくれています。
そこで今日は、月面を65倍で観望した時のスマホでの写真を見ていただこうと用意しました。
昼に取った写真と夜に撮った写真を用意しましたが、夜は光のコントラストが強いのかかえってきれいに撮れませんでした。
昼間の青空に白く輝いている状態の方が、コントラスト状態がいいのではないでしょうか。
1.望遠鏡を覗いたそのままの状態の写真(日中の月面)
2.スマホのズームも利かして撮った写真(日中の月面)
3.暗くなってからの月面(スマホのズームも利用)
今日は、スマホで月面撮影に挑戦した状況と、その写真を見ていただきました。
次回は、土星の動画(小さくて土星だということがやっとわかる程度の動画ですが)が撮れましたので、紹介できたらと思います。
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。