キッズコースが始まったので、タイピングについてこれから何回かでお話ししていこうと思います。
ITの入力方法も進化し、音声入力も一般的になってきましたが、ビジネスの世界ではまだまだタイピングが主流で、今後当面は大きく変わらないと思っています。そういった意味でこれからの子供さんには、キーボードでの文字入力の正確さと効率性(スピード)を習得していただきたく、私ども「和みパソコン教室」ではタイピングの練習、資格取得を大切な柱の1つに考えています。
しかし、やみくもに練習を重ねても効果は上がりません。タイピングには効率の良い練習方法がありますが、その前に今日は正しい姿勢が大切であることを最初にお伝えしたいと思います。ここができていない変なクセがついたり、場合によっては体に故障を生じることさえあります。
それでは正しい姿勢はどうかというと、次の3点になります。
まず、背筋を伸ばし、足の裏が床にぴったりとつくように腰をかけます。その時、画面は目から40㎝以上話すようにします。
正しい姿勢
よくない姿勢
次に、両手の指はホームポジションに置きます。(左手の指が「A S D F」、右手の指が「J K L ;」)
この時、たまごをつつむように指を立てて手のひらをまるくします。
手首が反らないように、本やアームレストの上に置きます。手首を支えて練習しましょう。
ノートパソコンではキーボードの手前のアームレストに手を置きます。(パッドは設定でオフにしておいた方がいいでしょう)
デスクトップパソコンのキーボードでは手首を支えるもの(アームレストや本)を用意します。
以上、タイピングの基本は姿勢にありますのでイスの高さ、ひじの角度、手首の角度をチェックして疲れ目や、肩こり、腱鞘炎にならないよう練習してください。
今日は、タイピングの正しい姿勢についておつたえしました。